draw a line over again
六本木で遅めのお昼を食べた。
時間は15時。
なーんか、とことん疲れちゃったねー・・・・。
引き取り忘れた生ケーキを泊まっていたホテルに取りに行かねばならない。
そのまわり道は、ちょっと気が重い。
行こうとしていた残り2軒のお店は、残念ながらまた今度となった。
なんか気力がなくなってしまったのです。(;_;)
目黒から山手線で東京駅に向かう。
もうすぐ、帰るんだ。
彼の横顔を見て、昨日を思い出してほんの少しだけ切なくなりました。
考えてみれば、ずっと横顔を見てきたような気がする。
こんなにずっとの時間を一緒にいることは、後にも先にもこれっきりかもしれない。
郊外へ向かう揺れる電車の中で、隣りに座るその人を思っていた。
東京に来て、行き交う人が見知らぬ人ばかりになって、ようやく2人で "普通 " に歩ける。
軽い心で。
陽のあたる街で。
一度そうしてみたかったんだ。
なのに、やっぱりときめきはどこかに置いてきちゃってたよ。
扉が開き、プライベートな顔の彼を見るのはあの年が明けてすぐの夜以来で、
懐かしく思うかと思いきや、いたって平常心。そんなものか。
ところが横に座り、ワインを飲んで楽しそうに話す彼を見ていると、ふと涌き起こってくる感情は、
間違いなく昔懐いた "恋ゴコロ " 。
ずっと、横顔を見つめてきた。
あなたのその横顔も好きだった。
でもそこにある感情にはちょっとした距離があって、自分の中で流れているものとは
違う気がしていた。
アルコールが抜けて、いつものクセのように目が覚めた午前6時。
隣りのベッドで眠っている彼を見た。
なんか家族みたいになっちゃったねー・・・・。
でもある意味それはあたしが望んだ関係に近いのかもしれない。
一度は、彼が望むような関係ではもう逢えないと思った。
そして逢ってしまえば、あたしが望むような関係では終われないと思った。
だけど、ある程度の距離をつくり時間をあけた現在、こんなにもあたしの中が落ち着いて
しまっている。
2人で街歩きをした。意外にゆっくりとした歩調で歩く彼も知った。
気持ちいい秋晴れの午後。不思議に手をつなぐことはしなかった。
気分がサイコー良くって彼の腕を取った夜の青山通り。
手をつなごうかと初めは思った。
たぶんそうしていても彼は受け入れていたと思う。
でも、なんか違った。違うと感じた。
そのときのあたしの気持ちを伝えるとするならば、腕を絡めて一緒に歩くというその距離感が
一番の自然体だとわかっていたんだろう。
彼は最後にお土産を買いに向かった。
お土産を買わなければならない相手が彼には居る。それがコッチに戻る現実。
時間が迫る。もうすぐ終わり。
帰りの新幹線は、喫煙席と禁煙席。
どうせ別々に降りるもの。
もう、充分に楽しんだもの。
口では 「バラバラは寂しいやーん 」 なんて言ってみたけど、本気じゃない。
ちょっとだけ試してみたかっただけ。あなたがどうしてくれるのか試しただけ。
そして、答えは出たんだ。それで良かったのよ。あなたがあなたのままで良かったわ。
同じ新幹線。東京駅のホームでお別れ。
叶えてないたくさんの口約束。その中でもとっておきの約束が現実になって、想像してたよりも
ずっと幸せな食事の時間も過ごせて、ほんっとに気分良くって楽しくって笑い合った。
それでいろいろあった想い残しはさらりと消えていったから、もうきっと大丈夫。
誘ってくれて有難う。
それは本心よ。楽しかった。
彼が新幹線を降りた頃、バッテリーが残り少ない携帯でメールを送った。
劇的になにかが起きない限り、きっとこの先も逢えば友だちなんかじゃ済まない関係は
続くのかもしれない。それはあたしにもわからない。
でも、限りなく元居た場所に戻れると思うの。
パートナーにはならない。あたしのパートナーは彼じゃない。
この2日間ずっと一緒に時間を過ごして、それは再認識したわ。
だってあたし、パートナーにはもっとあたしが望むことにも付き合って欲しいし、
関心を示してもらいたい。
もっと、"お互いに " 歩み寄える関係になりたいの。
彼は彼の軸がしっかりしていてブレないところが魅力だけど、譲歩もなかなかしてくれない。
それじゃあ一方的で淋しすぎるわ。
初めに思ってた通りじゃない。いつのまにか関係の心地良さに惑わされて、
自分の判断を 「わかってるつもり 」 に引き下げていた。
何を期待していたの?
あの人はあたしにとって都合の良い男。
あたしはあの人にとって都合の良い女。
"切り取った時間 " を過ごすにはもってこいの関係だったんだろう。現にそうじゃない。
バランスが崩れたのは、彼があたしにとって都合の良い男じゃなくなったのに、
それを受け入れようとしていなかったから。
こんな風に時間をおいたら、受け入れられたじゃない。
もっと早くに、と一瞬は思ったけれども、そうなるにはあたしにはそれだけの時間が
必要だったんだ。そしてこんなきっかけも必要だったのよ。
次はどんな関係になるのかわからないけど、ひとまず恋人ごっこはオシマイにしよ。
トーキョーでサヨナラ。・・・・ありがとう。バイバイ。
良い旅でした ☆ トーキョー 3days♪














多摩川、やね。きっと。
小雨だぁ…。
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